田代小学校には、歴史のある立派な正門があります。実はこの門、約100年もの長い歴史を持っているそうです。愛川町の古い資料(文化財調査報告書)を見ると、大正14年(1925年)に建てられた旧校舎の写真に、今の正門が写っていました。当時の校舎には、関東大震災後に流れてきた木材や、学校の杉材などが使われたそうです。(愛川町文化調査団報告書 第23集「故影拾遺(こえいしゅうい)Ⅱ」P.119より)
長い年月が経ち、門の周りの石材が一部剥がれ落ちてきてしまいました。そこで、子どもたちの安全を守るため、そしてこの大切な歴史を繋いでいくために、この三連休を利用して修繕作業を行いました。
これからも、田代小学校のシンボルとして、この歴史ある正門を大切に守っていきます。もし、地域の皆さんで、田代小の歴史について情報をお持ちの方がいらしたら、ぜひ、お知らせください。
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昇降口にあるのは、旧門札です。 |
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